先週、ハウス作りから始め、芋床を作り準備を整え、芋苗作りを始めました。
全て一から自分たちで行っているので、手間と時間はかかりますが、その分お芋に対する愛情は増します!
昔ながらのやり方で行っている干し芋屋たかおの芋床・芋苗作りの様子をご紹介いたします。
種芋の保管
例年10月頃行う芋掘りで収穫したサツマイモを種芋用に残します。
10月頃から今の時期までサツマイモを保管するには、冬を越すための寒さ対策が必要です。
干し芋屋たかおでは、今も変わらず昔ながらの方法でサツマイモを大事に保管しています。
まず、畑にスコップで穴を掘ります。
保管する種芋の量によりベストな穴の大きさがあるのでメジャーで図りながら微調整をしながら穴を完成させます。深さは大体1メートルくらいです。
そして、藁を敷いてから種芋を穴に一つ一つ入れていきます。
横側と上にも藁を敷いてかぶせます。
この藁が寒さから、さつまいもを守ってくれます。
最後に土をたっぷりかぶせて、雨に濡れないよう木で屋根を作って完成です。
苗床作り
まずは、苗床の土を小型のトラクターで粉々にし柔らかくふわふわにし平らに整えます。
平らに整えたら、メジャーで図りながら木板で木枠を作ります。
そして、ハウスにビニールを貼り、自家製のハウスを完成させます。
苗床の準備が整ったら、種芋を掘り起こします。
屋根を外して、土と藁をどけると種芋が見えてきました。
今年も寒さに負けず無事に冬を越してくれました!!
そして、一つ一つのサツマイモを確認しながら袋に入れていきます。
サツマイモを拾い集め終わったら、藁を束ねて、穴を埋め、サツマイモの袋を苗床に運び次の作業に移ります。
芋苗作り
いよいよ、種芋を準備した苗床に寝かせていきます。
芽が出る方を上に、平行に均等にがポイント!
苗床に種芋を寝かせたら、種芋の上に自家製堆肥をふんわりかぶせていきます。
ちなみに、ハウスの中は蒸し暑いので単純作業ですが結構体力消耗します。休憩しながら作業しました。
上にかぶせる自家製堆肥も出来るだけ細かくふんわり、均等な厚さで被せるのがポイントです!
最後は手で小さな塊などをほぐしながら、平らに均等に整えます。
そして、最後に全体にお水をまいて終わりです!
ハウスの中は大体30度くらいで、発芽するまでは毎朝お水をまいて見守ります。
干し芋屋たかおの苗床・芋苗作りをご紹介しました。
今年も種芋が無事に冬を越してくれてほっとしています。
そして、芋苗の発芽が楽しみです!!毎朝お水をまきながら見守ります♪